【結論】
・入門機(1万~3万前後)に何かしらの不満を持っており、モニターの相棒探しをしている人
・HD490・開放型を持っており『密閉型モニター』の相棒探しをしている人
・モニターヘッドホン選びで『加点重視』ではなく『減点を極限までなくしたバランス型』が欲しい人
など、
そういった人にお勧めできるヘッドホンであり、
使用感において『相対的評価』でこそ、真に輝けるヘッドホンだと感じました。
(それなりの価格帯なので、一度e☆イヤホンさんで試聴しよう)
プロフェッショナルスタンダードな機材に必要なのは、いつの時代も『突出した感動』ではなく『安定性&減点の少なさ』だと感じております。
そういった意味で、HD480Proは刺激性や面白味こそ弱いものの…
クリエイターにとっての『酸素』のような道具になりうると感じました。
【○○が凄い!】と声を大に語れる密閉モニターは多く存在してきましたが
【出来ない事はない!全てが高水準!】と語れる密閉型はこれまで存在していなかったように感じております。
人気・売れ筋の1万~10万円帯のモニターヘッドホンは、密閉・開放どちらもほぼ全て網羅してきました。
ですが、どのメーカーのモニターヘッドホンも『必ず』と言っていいほど欠点があります!
【主に密閉型】――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
※開放型は音が良くとも遮音性が皆無なのでここでは比較に入れません。
・重量が軽い ➡ 耳が痛い / 音が悪い
・高解像度 ➡ 重たい / 耳が痛い /価格が高い
・密閉なのにクリア ➡ 価格が高い / 重たい / ローが弱い
/ 響きが付加されていてモニターライクではない / 故に録音かミキシングのどちらかが苦手
・高遮音 ➡ 側圧が強く頭痛 / 蒸れが酷い / 故に短時間しか使えない / 高遮音=ローが暴れる
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言い出せばキリがないくらいに、それぞれにデメリットがあり、
『どう役割分担をさせて?どう我慢して?どう付き合っていくか?』が必要です。
それが、密閉型ヘッドホンへの【これまでの全体評価】です。
――その点、HD480Proは、
軽く、装着感も良く、遮音性も十分。
密閉なのに音の止まりも良く、ローも暴れず鳴り、フラット&クリア。
※密閉と比較するのではなく、開放型と比較しても良い位に頑張っている。
録音は当然として、その気になればミキシング、マスタリングまで使える。
更には…
ケーブルはLR挿し変えに対応し、ヘッドバンドクッション&イヤーパッドも着脱可能。
純正バランスケーブルも販売されており、色付けのあるヘッドホンアンプと組み合わせる事である程度色付けも可能。
そして、HD490Proと傾向が近いため、
抵抗なく【開放の良さ】と【密閉の良さ】を使い分け出来る。
詰め込み過ぎなくらいに、ユーザーを理解し、欠点が削り取られています。
この要素の詰め合わせだけで、制作のスタンダードモニターとして採用する価値はあると思います。
価格が高い!との声もお見かけしますが、よくよく考えてみると…
欠点がある密閉型ヘッドホンばかりのこの時代、
間違いなく『我慢するか?沢山買って兼用』する事になります。
あーでもない、こーでもない…と数万円の密閉型モニターをいくつも買うのであれば『これ一本』
そして、更なるサウンドをお求めの方は兼用できる音質上位版の『開放型 :…